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優れた臨床歯科医師を育成する充実した臨床教育

知識を実践しスキルを磨く臨床実習
その舞台に13 の診療科が用意されています

明海大学歯学部において特筆すべき学びのひとつが、5 年次後期から約1 年間かけて取り組む臨床実習。臨床実習はそれまでに修得してきた知識や技能を携え、本格的に医療現場に立つ機会です。併設する明海大学病院内にある13 の診療科などを回り、専門医の指導やアドバイスを受けながら治療のサポートを行ったり、高度な技術を見学することができます。

例として、むし歯の治療を行う「保存修復科」では、模型を使った実習のほか、患者さんと接して歯磨き指導なども行います。また、歯周病の治療と治療後の再発防止と管理を行う「歯周病科」では、臨床講義や見学症例報告会にも参加し、患者とのコミュニケーション方法から治療方針の立て方まで幅広く学びます。「歯科口腔外科」は歯や顎骨、歯肉、頬などを対象に、手術を必要とする口腔、顎・顔面の疾病・障害を治療するところ。ここでは抜歯や縫合法のみならず、麻酔法や心電図など患者の全身管理に関する技術も修得します。来院する患者が最初に訪れ、その症状や口の中の状態を見ながらどの診療科での治療が最適か診察する「口腔診断科」。ここでは患者本位の治療をめざすインフォームド・コンセントに基づいた初期治療計画の立案などを学びます。

こうした数々の診療科において実践スキルを学び、歯科医師に求められる知識や技能を養うことで、卒業後の臨床研修、そして来るべき歯科医師デビューに備えます。

保存修復学分野
臨床実習を行う研習生は、各診療科をローテーションしながら歯学に関する知識を修得していきます。付属病院の13診療科の一つである保存修復科では、切削の技能を身につけるために、研習生に教員指導のもと歯科教育用3次元コンピュータシミュレーションシステムを使って切削トレーニングを行います。モニターには、切削がリアルタイムに表示され、効果的なトレーニングが可能となっています。また、切削過程が記録されているので、研習生へのフィードバックに利用され、教育効果をさらに高めています。

歯科補綴学(有床義歯学)
歯科補綴学は、喪失した歯とその周辺組織を、人工物(補綴物)に置換し、口腔諸機能を改善するとともに外貌を修復することを目的にしています。欠損補綴は、全身の健康を維持するうえでも極めて重要です。講義の前半は総論として無歯顎者の顎口腔状態および無歯顎補綴における咬合について。後半および実習では、各論として総義歯完成までの臨床術式および技巧術式について教授します。

臨床体験が1 年次からスタート 「Vertical Tier」

臨床を重視する明海大学歯学部では、1年次から付属病院での臨床体験を行っています。例えば歯学部1年次に受講する「歯学概論」。この授業では、隣接する付属病院で、先輩学生のサポートのもと、実際の診療現場の見学を行います。このように、カリキュラムの早期から先輩学生と病院研修を体験することで、歯学部生としての目的と自覚を明確にし、学修へのモチベーションアップにもつながります。早期臨床体験のできる恵まれた環境は、明海大学歯学部の魅力のひとつといえます。

また早期臨床体験のひとつに、1・3・5年次の学生がチームを組んで行う「Vertical Tier」というグループ実習があります。これは「総合講義」の臨床教育プログラムの一環として行われる実習で、1年生及び3年生は、各診療科などでの見学体験や、5年生による講義・指導を受けて、歯科医療の一端を認識します。5年生にとっても、後輩に講義・指導を行うことにより、これまで学んできたことを振り返る機会になっています。各診療科などの見学体験では、1・3年生を5名程度のグループに振り分け、「口腔診断科」「保存修復科」「歯内療法科」「歯周病科」「口腔外科1」「口腔外科2」「矯正歯科」「歯科放射線科」「歯科補綴科(有床義歯)」「歯科補綴科(クラウン・ブリッジ)」「小児歯科」「口腔保健科」の12 の診療科を体験します。1・3年生たちは、各診療科で繰り広げられる現場の医療を肌で感じて、将来の歯科医師としての自覚を醸成していきます。

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