ホスピタリティ・ツーリズム学部 観光専攻

ホスピタリティ・ツーリズム学部ビジネス&プロフェッショナル・コミュニケーション メジャーは2024年4月から観光専攻に変更となります。

観光専攻の特色

1 業界で必須のスキル修得

ホスピタリティ業界に求められる英語力を含めたコミュニケーション能力、グループワークを基礎とした実践力とホスピタリティマインド(おもてなしの心)を養います。

2 4年間一貫少人数必修ゼミ

4年間一貫の少人数制必修ゼミによる個別指導で基礎教養と基礎学力を修得。また、3・4年次からは関心のある専門領域をさらに追求することで、各分野におけるスペシャリストの育成をめざします。

3 高い英語力を修得

外国語運用能力を測る国際指標「CEFR」を基準とし、本学が定めた民間の英語4技能試験のうちいずれかを受験し、2年次進級時にCEFR A2レベル、3年次進級時にCEFR B1レベルのスコアに達することを目標としています。

4 キャリアにつながる実践教育

グループワークやケーススタディ、ロールプレイなどを取り入れた実践教育によって実社会で活きるスキルや心構えを養成。帝国ホテルやJTB(ハワイ)など国内外でのインターンシップも実施します。

カリキュラム

ピックアップ科目

特別講義

ここでしか聞けない

業界のトップから最新事情を学ぶ

 

日本のホスピタリティ・ツーリズム業界を代表する企業の経営トップによるオムニバス形式の授業です(通称:社長講座)。各企業の考えや求める人材を直接経営陣から聞くことで、業界の基礎知識を学び、同時に就職意識や企業意識を高めて、自分の将来の方向性を考えます。

教員メッセージ

ホスピタリティ・マインドとデジタル技術、
これらをビジネスや接客に活かせる人材へ。
 
三輪 祥宏 教授

観光・レジャーなどの接客業を始めあらゆる業界で、競争力を高めるためAI やデジタル技術の活用が欠かせない時代になりました。メタバースのような仮想空間が、ゲーム以外のビジネスや行政で活用される事例も増えています。一方、対面の接客に
対してはより細やかなサービスが求められる傾向にあります。こうしたニーズに対応して、ホスピタリティ・ツーリズム学部は、「デジタルの力で顧客一人ひとりに最適化されたサービス」を提供できる人材や、「高付加価値を備えたサービス」を実践できる人材を育成する体制を整えています。また、町おこしやビジネスと連携する、ユニークな学びも豊富です。時代が変化しても、本質的なホスピタリティ・マインドは不変です。陳腐化しない大切な精神・知識を、大学4 年間で身につけていきます。

在学生インタビュー

ホスピタリティへの理解を深める機会が豊富。
将来はお客様が満足できるサービスを企画したい。

 

ホスピタリティはどんな職業にも必要なマインドであり、身につけることによって将来の選択肢を広げてくれると思い、この学科を志望しました。ホスピタリティそのものを提供する専門職「コンシェルジュ」をテーマにした授業は、特に印象に残っています。お客様の要望に対して、どのようなサービスを提供できるかを実際にグループで考え、発表する課題に取り組み、自分にとってのホスピタリティを探るきっかけになったからです。また、業界や企業の研究を行うゼミでは内定済みの先輩や就職活動中の先輩から話を聞く機会が多く、幅広い仕事を知ることができ、自分のキャリアを考える上でとても役立ちました。

 

櫻庭 綾乃さん

ホスピタリティ・ツーリズム学部4年(千葉県立佐倉東高等学校 出身)

資格

CEFR

ホスピタリティ業界では、採用試験や入社後の昇進などの際に高い語学力が求められ、仕事の上でも英語運用能力は必須となります。そのため、ホスピタリティ・ツーリズム学科では、将来の進路を想定して実践で使える英語スキル獲得を目標としています。外国語運用能力を測る国際指標「CEFR」を基準として、各種英語試験の合格をめざし、対策講座やレベル別授業を取り入れています。

海外研修

観光先進地ハワイの魅力やマーケティングを肌で学ぶ。

留学先:ハワイ大学( アメリカ)

 

ハワイでの研修は、海外の「おもてなし」を探ることが目的でした。ハワイは観光客のリピート率94 % という人気のリゾート地。その高いリピート率の秘密こそ、私にとって興味深いテーマでした。海外研修を通じて、ハワイの観光業では「データでお客様のトレンドを把握し、最適化する」ことを重視しているのが判明。バスで席を譲る行為がごく自然に行われるなど、地元の人々の振る舞いも印象的でした。また、ホテルの従業員が自身の業務にプライドを持ち、女性が働きやすい環境であることも重要だと思いました。ハワイの雄大で美しい自然、充実したリゾート施設だけが観光客を魅了していたのではありません。観光に携わるプロと地元の人々の存在があってこそ、ハワイのおもてなしは成立していると実感しました。

 

上森 和花菜さん

ホスピタリティ・ツーリズム学部4年(私立 浦和学院高等学校 出身)

主な海外研修先(過年度年度実績)

※スマホで横スクロール表示になります。

研修先 期間 人数 実施年度 プログラム内容など

ハワイ大学

(アメリカ)

16日間 20人 2022

観光関係の学部正規授業を受講し、施設見学、歴史探究を行う。また、ハワイ観光事業の実践に触れる。(学業成績優秀者を選考)

ビクトリア大学

(オーストラリア)

23日間 20~30人 2019

ビクトリア大学付属の語学学校で実用的な英語研修と実践的な観光学習(JTBオーストラリア提供)を行うプログラム。ホームステイで現地の家庭生活や異文化も体験する。

IDEA ENGLISH ACADEMY CEBU(フィリピン・セブ島) 23日間 20~30人 2019 TOEIC®スコアの向上を目的に「リスニング(聞く)」、「リーディング(読む)」と「グラマー(文法)」をマンツーマンと少人数のグループで行う授業の組み合わせで徹底的に英語を勉強します。そのほかにも、スピーキング力向上のためのコースあり。

※ 費用は上記概算金額のほかに、本学への学納金および現地での生活費が必要となります。また、研修先の授業料や航空運賃、為替相場などによって変動します。
※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、2020 年および2021 年度にプログラムを実施することができなかったことから、2022 年度については派遣対象年次以外の学生についても派遣しています。

就職

地道な努力の積み重ねがめざす企業の内定につながった。

就職先:Shangri-La Hotels Japan 株式会社

 

めざす職種・業界が明確になったのは3 年次の夏。それまではひたすら大学の授業に全力で取り組むことを大切にしていました。大学までの通学時間は往復4 時間、その間は勉強をする。日々の授業、課題、テストに積極的に取り組む。こうした地道な努力を滞りなく繰り返していくうちに、自分なら困難なことでもくじけず対応できる、という自信につながりました。3 年次の夏に大学主催のインターンシップでホテルでの実務を経験し、「アットホームな空間」「あたたかいおもてなし」を重視する内定先を志望。努力を重ね、目的を成就することができました。将来は、「松井君に仕事を任せたい」と周囲から信頼を得ることができるようなビジネスパーソンになりたいと思います。

 

松井 陸さん

ホスピタリティ・ツーリズム学部

2023年3月卒業(埼玉県立熊谷高等学校 出身)

主な就職先(過年度実績5か年)

アウディジャパン販売/青山商事/ AIRDO /エイチ・アイ・エス/ ANA エアポートサービス/ ANA 成田エアポートサービス/江戸川区役所/ NEC フィールディング/大塚商会/オリエンタルランド/ガンホー・オンライン・エンターテイメント/近畿日本ツーリストコーポレートビジネス/グランド ハイアット 東京/京阪電気鉄道/コーセー/ JTB /シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル/システナ/シャネル/ JALスカイ/スターダストプロモーション/スターツコーポレーション/全日本空輸/ ZOZO /高島屋/高見(TAKAMI BRIDAL )/タペストリー・ジャパン/千葉県警察本部/千葉興業銀行/ちば東葛農業協同組合/ツツミ/テイクアンドギヴ・ニーズ/帝国ホテル/東天紅/東武トップツアーズ/トランスコスモス/日テレイベンツ/日本郵便/日本航空/日本旅行/はとバス/パレスホテル/福山通運/北陸銀行/星野リゾート・マネジメント/マンダリン・オリエンタル東京/三越伊勢丹ホールディングス/ユナイテッドアローズ/リコージャパン/ワタベウェディング

教員リスト

■教授

阿部 佳(ホテル)/ 五十嵐潤子(ツーリズム)/ 渭東史江(ホテル)/ 上杉恵美(英語教育・クルーズ)/ 内苑孝美(ホテル)/ 神末武彦(ツーリズム)/ 平 剛俊(ホテル)/ 中野 実(国際政治)/ 二宮秀生(エアライン)/ 橋本尚興(IT)/ 水野 徹(エアライン)/ 宮田 淳(交通経済システム)/ 三輪祥宏(マネジメント)

 

■准教授

吉田成利(法律)

 

■特任教授

大屋 了三(経営戦略論)/ Russell Kazuo Uyeno(統計学)

シラバス

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