中国語学科

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講座No. 講師名 講座テーマ 講座内容
中-1

河村昌子
教授

中国の昔話と日本の昔話 中国の昔話「東郭先生とオオカミ」は、猟師に追われるオオカミを助けてあげた東郭先生のお話です。この講義では、中国の「東郭先生とオオカミ」と、日本の民話「つるのおんがえし」を比べて、日本と中国の違いを見てみます。昔話を通して、異文化に接するための、新しい気づきを得ていただければと思います。
中-2

神崎龍志
教授

中国語の通訳という仕事 日本と中国の関係は切っても切り離せません。それゆえ、外交、ビジネス、観光などどんな分野でも対話が不可欠であり、中国語をうまく話せる人材が求められています。そうした中で、言葉の架け橋として重要な役割を果たす通訳者も人材が不足しています。この講座では、中国語通訳という職業の実態やその面白さ・難しさ、また学生時代から通訳者を目指すには何をすればよいのかについてご紹介します。
中-3

高田誠
教授

中国の経済・社会を多面的に理解する 近年、中国の経済のめざましい成長は、アジアだけでなく、世界経済にとっても大きな影響力を持ってきている。換言すれば、中国経済の行方を知ることなく、今後のアジア、世界の経済の動向を把握することは困難であるといえる。しかし、急速な経済の発展は環境問題や貧富の格差の問題など、さまざまな社会問題を引き起こす可能性を持っている。この講座では、中国の経済・社会を多面的に見ていくことで、中国の抱えている問題点を理解し、その対策や日本とのかかわりについても考察する。
中-4

小川唯
准教授

日中関係とわたしたち 政治関係では冷え込んでいて、経済関係では互いに必要不可欠、人々はこれまでにない規模で頻繁に行き交っている…このような日中関係の現状をどのように理解したらよいのでしょうか?最近の日中関係に関する様々な統計をもとに、日本を訪れる中国人観光客や中国人・日本人の海外への留学、移住等、わたしたちに身近なトピックについて分析をおこない、政治関係からは見えにくい民間交流の現状や動向を学びます。また、今後の日本社会のグローバル化やビジネスにおける課題について考えます。
中-5 曹泰和
准教授
日中異文化コミュニケーション 日本人と中国人は、初対面の人に挨拶をするときに言うことばやジェスチャーが違います。また、「断る」つもりで発したことばが、文化の異なる人には違った意味として認識されてしまう可能性があります。日常の具体的な例を挙げ、どのような場合において誤解を招きやすいのかについて紹介します。異文化におけるさまざまなことへの気づきが重要で、それは日中異文化理解の第一歩であると同時に、国際的な感覚を身につけ、視野を広げることにも繋がります。興味を持てるような身近な例から言語表現にまつわる普遍的な問題を一緒に考えてみたいと思います。

中-6

中嶋諒
講師
孔子と中国文化 孔子の言行録である『論語』は、「学びて時にこれを習ふ、亦た説ばしからずや」という有名な一節からはじまります。中国思想とくに儒教において、この「学ぶ」ということばは非常に重要な概念となりました。本講座では、この孔子の「学ぶ」ということばに焦点をあわせて、中国の文化、思想を概観していこうと思います。

中‐7

夏雨        講師

中国の民間宗教 仏教、道教という言葉は聞き慣れていますが、白蓮教、天地会、聞香教という宗教名を聞いたことはありますか?これらは中国の民間宗教です。正統の宗教と大分異なり、民間宗教の裏には独特の秘密結社があります。今回は中国明清時代の羅教を例として、民間宗教の信徒たちが築いた秘密結社を紹介したいと思います。