コースのご説明

歯科医師生涯研修プログラム概念
Excellent Clinician Distinguished Clinician Master Clinician
基礎的臨床教育 実践的臨床教育 高度専門的臨床教育
ベーシック ステップアップ インターミディエイト アドバンス
1 CAMBRATM 定期管理予防セミナー
臨床う蝕学
2 歯内療法学 歯内療法学 歯内療法学(EBM) エンドセミナー2日間コース
3 歯周病学 歯周病学 歯周治療の診査・診断と治療計画
歯周基本治療
歯周外科処置の基本
オープンフラップキュレッタージ
基本の歯周外科テクニック
ペリオとインプラントのためのスーチャリングテクニック
ペリオとインプラントのためのハードティッシュマネージメント
ペリオドンタル&ペリインプラント・プラスティックサージェリー
アドバンスド・ペリオドンタル・フラップサージェリー
結合組織移植をマスターする
4 保存修復学 保存修復学 保存修復(MI)
5 補綴学(咬合) 補綴学(咬合) 咬合論の理解
プレパレーションデザインとその考え方
テンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーション
クラウンブリッジの印象から装着まで
6 補綴学(MTM)
7 補綴学(顎口腔機能)
8 補綴学(有床義歯) 補綴学(有床義歯) 旧義歯を用いた総義歯治療の実際
最新の総義歯治療
9 補綴学(解剖学) 補綴学(解剖学)
10 補綴学(オーラル) 補綴学(オーラル) オーラルリハビリテーション
臨床審美歯科
11 補綴学(長期症例) 補綴学(長期症例)
12 摂食嚥下学 明日から役立つ訪問診療
13 口腔外科学 口腔外科学(小外科)
口腔外科学(全身管理)
UCLA 4 日間集中実習コース インプラント時代における“ピュア・ペリオ”
小外科の基本1
小外科の基本2
インプラントベーシック
インプラント治療の基礎から学ぶコース
インプラント埋入時に問題が生じたら
インプラント希望だが骨が少ない症例が来院した
インプラント周囲炎が生じたら
上顎洞の大きな上顎臼歯部にインプラントを埋入する
審美的インプラント修復のために
審美領域における多数歯欠損症例の対処
35 年間のインプラント治療から得たもの
4日間の歯科インプラント治療導入コース
14 小児歯科学
15 歯科矯正学 プリアジャストエッジワイズ装置を用いた矯正歯科治療
16 歯科開業学
17 デンタルビジネス学
18 歯科医院経営学
19 う蝕治療から補綴治療ま
での一般歯科治療の基礎
修学期限 1~2年 3~4年 5~8年

クリニカルベーシックセミナー(著名な臨床家による)

卒後研修後、経験を重ねると臨床現場での「悩み、迷い、不安」が生じてまいります。「教科書では解決できない症例」「指導を受けたことがない症例」「器質的な難症例」(クレーマー患者) など、多くの要因が複合的に関係してまいります。これらを解決できる歯科医師になるためには、知識、技能、態度、経営のバランスが要求されてきます。卒直後~7年目は、今までの知識、技能、態度を再確認のうえ、整理して、自分の長所、短所を見直すことが大切な時期となります。このことが歯科医師としての将来を決めるといっても過言ではありません。各専門分野で活躍されている講師陣の知識、技能、態度に触れて、歯科医師として自らの知識を整理して、新たな展開を構築する絶好の機会となるコースです。また、研修会の講師陣との心温まる交流の場とすることも大きな目的の1つです。医療従事者として、今後も大いに悩み、苦労されると思いますが、よき相談ができる師匠に出会えるチャンスとして位置づけした研修会です。研修会を通じて、日頃の先生方の「悩み、迷い、不安」を仲間と語り合い、一流講師陣に解決の糸口を発見してもらうための絶好の機会と考えております。歯科医師として、患者様、スタッフに信頼され、尊敬される豊かな歯科医師人生を歩むための入り口のコースとなれば幸いです。

う蝕治療から補綴治療までの一般歯科治療の基礎

歯冠修復治療、歯内療法、歯周治療、クラウン・ブリッジ、抜歯といった一般歯科治療の基礎を再確認し、知識・技術を習得するもので、研修医、若手歯科医師が知っておかないといけない重要なポイントを、各診療科のプロフェッショナルが優しく手ほどき致します。診断に基づいた処置、予防処置、う蝕治療、歯冠修復、根管治療、歯周疾患基本検査、TBI、スケーリング、SRP、クラウン(支台築造を含む)、ブリッジ(印象採得、咬合採得を含む)、抜歯に必要な知識、技術を指導致します。口腔外科的処置に関しては、抜歯のみではなく、切開排膿処置、歯根端切除術、埋伏智歯抜歯術等も含まれています。


クリニカルステップアップセミナー

クリニカルべーシックセミナーで学んだ歯科臨床の総論をもとに、もう一歩踏み込んだベーシックな臨床テクニックのノウハウを、各講師がデモンストレーションを交えて解説します。クリニカルベーシックセミナーに引き続きクリニカルステップアップセミナーを受講していただくことで、臨床の基礎となる補綴・保存修復・歯内療法・歯周・口腔外科における基本的な臨床手技の理解を深めることを目的としています。


EBMに基づいた効率的な3次元的根管形成、充填 -歯内療法を見直す-

歯内療法の術前後には強い痛みや不快感を伴うことがあり、臨床ではこれらを迅速に取り除くことが急務です。患者様からの信頼を獲得し、その後の治療をスムーズに進行させるためには、痛みを与えない根管治療の実践が重要です。歯内療法は「難しい」「わからない」という声をよく耳にします。これは根管が「目で見えない」ことに原因があると思われます。しかし、肉眼で確認しづらい根管系を3次元的に捉え、オリジナルの根管系を保持した根管形成が可能になれば、歯内療法を成功させることは難しくありません。これまでに歯内療法の考え方には何回かのパラダイムシフトがあり、う蝕や歯髄炎の適切な診断、再根管治療の成功率などに関するエビデンスが構築されてきました。本コースでは、歯内療法のEBMを踏まえ、良好な治療成果を挙げられる「JHエンドシステム」を紹介し、講義およびJH透明根管模型を使用したデモと実習を通して3-D歯内療法を習得し、根管治療の成功に不可欠な「手指の感覚」を身につけて頂きます。

歯周治療の診査・診断と治療計画(歯周治療Ⅰ)

歯周病の主な原因はもちろんプラークですが、それ以外にもプラーク増加因子、外傷性因子、全身性因子など、様々な病因因子とリスクファクターが関与して発症する多因子性疾患でもあります。歯周治療を成功させるためには、まずこれらの因子を見落とさないことが重要です。また、ただ漫然とTBIとスケーリングを始めても、治療期間が長い歯周治療に患者さんはついてきてはくれません。治療を始める前に、患者さんに明確なゴールを提示し、そこに行きつくまでの道筋を説明し、日々口腔内が改善していくことを実感していただかなくてはなりません。本コースでは、歯周治療を成功させるための診査・診断、そしてインプラント治療などの口腔機能回復治療も含めた歯周治療の計画の立て方を、多くの症例や演習を通して習得していただきます。

歯周基本治療(歯周治療Ⅱ)

歯周基本治療の第一の目的は、患者によって異なる病因因子とリスクファクターを可能な限り排除することです。また、歯周外科治療やインプラントも含めた口腔機能回復治療が成功するか否かは、この歯周基本治療でいかにその準備が整えられているかが鍵となります。SRP だけが歯周基本治療ではありません。本コースでは、教科書には書かれていないSRP 以外に必要な処置についても、症例を通して学んでいただきます。また、実習では、グレーシー・キュレットの効率が良い正しい使い方を様々な実習を通して身に付けていただきます。

歯周外科処置の基本(歯周治療Ⅲ)

近年の歯周外科処置に関する理論・技術の進歩により、様々な外科処置法が紹介されています。しかし、自身の診療室で実際に外科処置を行う段階で、では何を? どうして? と疑問が生じ、外科処置自体をあきらめたり、思ったような目標達成ができなかったりすることが多いのではないでしょうか?そこで本コースでは、①歯周外科器具の種類と使用法についてのハウツウ、②歯周外科処置の基本中の基本である、理論・解剖・適応症・分類について習得、③歯周外科処置に必要な縫合の基本、についてしっかりと理解していただけるよう講義・実習を行います。これから歯周外科処置を本格的に導入し、より高いレベルの歯周外科処置をマスターしたいと考えられている先生方の基本となる必須のコースです。

オープンフラップキュレッタージ(歯周治療Ⅳ)

近年の歯周外科処置に関する理論・技術の進歩により、様々な外科処置法が紹介されています。しかし、研修会などでこれら外科処置を学んでも、自身の診療室で実際に外科処置を行う段階で、では何を?どうして? と疑問が生じ、外科処置自体をあきらめたり、思ったような目標達成ができなかったりすることが多いのではないでしょうか?そこで本コースでは、歯周治療Ⅲで学んでいただいた歯周外科処置の基本知識と技術をベースに、外科処置の基本であるオープンフラップキュレッタージ(OFC)についてしっかりと理解していただけるよう講義・実習を行います。これから歯周外科処置を本格的に導入し、より高いレベルの歯周外科処置をマスターしたいと考えられている先生方の基本となる必須のコースです。

基本の歯周外科テクニック-実習を中心としたテクニックの取得-

1. 歯周基本治療- スケールング・ルートプレーニングを中心に-
歯周治療の基本は歯周基本治療です。そのなかでもスケーリング・ルートプレーニングは
最も重要な技術です。今回は基本に戻ってグレーシーキュレットの使用方法、ポジショニング、ストローク法を再練習します。また、シャープニングテクニックも併せて行います。
2. 基本の歯周外科テクニック
日常臨床においても外科術式の機会はさらに多くなりつつあります。多様なケースにはそれぞれ最も適合した技術を選択することが望まれます。しかし、実際には決まりきった手法を行っているのではないでしょうか。そこで今回は臨床使用頻度の高いテクニックを確実に会得する内容としました。歯周外科に必要な器具の使用法、切開、剥離、縫合などの基本的技術や日常臨床で役立つ歯肉切除やフラップ手術、歯肉弁根尖側移動術などを、豚顎で実習していただきます。また、遊離歯肉移植片や結合組織辺の採取法、移植固定など受講者それぞれのレベルに合わせて進行することが可能です。初めての受講者もレベルアップを目指す受講者も自分のペースで実習を進めてもらいます。受講者にはできるだけ多くのスキルを身につけていただければと考えています。
3. 組織再生誘導(GTR) とバイオ・リジェネレーション法実習
2008年度よりGTR法の保険適用が承認されました。保険請求するための申請手続きや請求方法の解説も紹介します。現在保険に使用できるGTR材料は数社の材料に限られています。今回はGTRやGBRに幅広く適応できるメンブレンを中心に歯周組織再生療法の実習コースを企画しました。歯周外科にはまだ不安があり基礎から体験してみたい先生方にも、フラップテクニックや縫合テクニックを多数の豚顎を使ったハンズオンで習得していただきます。さらにメンブレンを用いたGTR、GBRテクニックを実習していただきます。

MIを可能とするダイレクトボンディングの臨床テクニック

Minimal Interventionという新しい治療概念が歯科臨床に導入され、これまでの金属修復物を用いた歯科治療にかわって、高分子材料を用いた審美治療が広く普及するようになってきました。このような臨床的背景の下に歯冠色の回復、修正のために審美性修復材を用いた修復が積極的に行われています。とくに、修復材のなかでも光重合型レジンは、歯質と類似の色調を有する審美修復システムとして改良が続けられ、毎日の歯科診療に欠くことができないものとなっています。本コースでは、大きな話題となっている光重合型レジンについて、接着性レジンに関する基礎的事項ならびにその臨床応用テクニックについて、「接着」と「審美」とをキーワードとして解説を加える予定です。コースでは審美性の高いレジン充填に必要な理論と実践を、バランスよく理解できることを主眼として構成する予定ですので、臨床に反映できる知識とテクニックが必ず身に
つくはずです。とくに、テクニックに関しては、小人数を対象としたハンズオンならではの利点を生かし、明日からの臨床に役立つヒントが得られるはずです。

咬合論の理解(補綴Ⅰ)

理論的にかつ合理的なクラウンブリッジ治療を行うには、咬合論の基本を理解しておくことが必要です。第1回のセミナーは、頭で考えるだけではなく実習を通して、咬合に対する知識を深めていただくことを目的に行います。実習では、機能的なワックスアップテクニックの一つである、ペインのテクニックを学んでいただきます。技工士任せにしているワックスアップを体現することで、難解に思われる咬合への理解が深まるばかりか、形成やプロビジョナルクラウン作製を理論的に効率良く行うことができるようになります。さらに、クラウン装着時に欠かせない、咬合調整の手順と実習を行います。

プレパレーションデザインとその考え方(補綴Ⅱ)

第1回で学んだ咬合の知識をもとに形成実習を行います。適合のよい補綴物を作るには、各ステップでの誤差を最小にしなくてはなりません。その第一歩が形成です。綺麗に形成できるようになることはとても大切ですが、その形成は理論的でかつ効率が良くなくてはなりません。最短時間で綺麗な形成をするにはどうしたらよいか? 形成限界はどこに求めればよいのか? 形成量はどのようにして決めるのか? どうしたらバーの軸がブレないように形成できるか? 圧排はどのようなときに必要か? 器材は何を選んだらよいか? 楽で安全な形成ポジションは? などなど、フルクラウンの形成実習を通して、形成の様々な疑問にお答えします。また、低浸襲な方法として頻度の高い接着性ブリッジ形成の勘所と注意点や4/5 冠やオンレー、7/8 冠や3/4 冠など、特殊な形成法についても、時間が許す限り解説します。

テンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーション(補綴Ⅲ)

第3回はテンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーションの作り方を実習します。テンポラリーはできるだけ簡単に早く作らなくてはなりません。一方、プロビジョナルには機能的な形態や、最終補綴物に匹敵した適合精度や咬合精度が求められます。それをチェアーサイドで確実に行うにはどうしたらよいか?その勘所を細かく解説します。

クラウンブリッジの印象と装着(補綴Ⅳ)

最終回は印象と装着について解説します。精度の高い補綴物を作製するには、精密印象を行い、技工操作の誤差を最小限にしなくてはなりません。精密ラバー印象が確実に採得できるようになるため実習をおこないます。また、日常頻繁に行っているアルギン寒天印象も、扱い方を守れば高精度で簡便な印象方法になります。その勘所を解説します。しかし、せっかく綺麗で高精度な印象が採得できても、作業用模型に誤差が生じては元の木阿弥です。誤差を最小現に押さえる技工操作についても解説します。歯肉縁下に形成した場合は圧排操作が必要になります。その圧排方法についても解説します。そして最終段階の装着で失敗しないようにしなくてはなりません。咬合調整はどのように行うのか? 装着材料は何を選べばよいのか? 実習を通して解説します。また、フェイスボウトランスファーとチェックバイト記録ならびに咬合器のアジャスト実習を通じて、半調節性咬合器の使い方を学ぶことができます。パートナー(技工士)とともに参加をすることも可能です。

旧義歯を用いた総義歯治療の実際(補綴Ⅴ)

総義歯治療の目的は、総義歯治療により、おいしく食べて(噛んで)、笑ったり、歌ったりして健康で充実した日常生活を送ることです。超高齢者や有病者(脳血管障害、痴呆、呼吸器障害など)においてはさらにその特性を理解し、状況に応じた総義歯の治療とともに食事を中心とした日常生活でのリハビリトレーニングが重要です。
従来の術者主体の総義歯治療から、患者の日常生活における保険診療による総義歯製作とリハビリテーションで健康長寿を達成されることがこれからの最新の総義歯治療と考えています。今回はその概要、術式を解説し、超高齢化における歯科医療の方向性を示します。

最新の総義歯治療(補綴Ⅵ)

超高齢化時代を迎え、無歯顎に至る過程の変化(不適合な総義歯の長期使用、高度な歯周炎、歯根破折、インプラント治療の予後不良など)で、総義歯治療は難症例が増大しています。従来の「維持・安定」の概念から、「支持・支持・筋平衡・咬合平衡」という概念で総義歯治療を整理してみると、義歯の体積(長さ×幅×高さ) と形態が大きく変わります。総義歯治療の目的は、総義歯治療により、おいしく食べて(噛んで)、笑ったり、歌ったりして健康で充実した日常生活を送ることです。まさに、「総義歯による咬合・咀嚼が創る健康長寿」を達成するための総義歯治療が必要となります。今回は小林義典先生に理論講義)を、上濱 正先生には実習により最新の総義歯補綴臨床を解説いただき、その知識、手技を習得していただきます。

明日から役立つ訪問診療 簡単にできる口腔ケアと摂食・嚥下機能療法のノウハウ

近年、本格的な超高齢化社会を迎え、厳しい社会保障制度改革の中で歯科医療も転換期にさしかかっています。介護保険が平成12 年から導入されて15 年が経過し、平成18 年度からは介護予防としての口腔機能への取組みも求められています。従来から歯科疾患に対する保存・補綴治療を始め、8020 運動を中心とする予防歯科の流れの中で、第三の歯科医療としてさまざまな障害や、基礎疾患のある高齢者に対する口腔ケアを中心とした介護支援や摂食・嚥下障害への歯科的支援などの対応が重要になってきています。
上記の視点にたって、一般診療所での歯科診療の枠組みの中で、訪問診療及び摂食・嚥下障害への取組みを戦略的・戦術的にわかりやすく解説していくのが本コースのねらいであります。研修内容は、訪問診療の基礎的知識と実践及び摂食・嚥下障害へのアプローチで、全く経験のない先生方でも訪問診療のイメージがしやすいように、具体的に講義していきます。

小外科の基本1

手術にて良好な結果が得られた場合、執刀医は患者と共に大きな喜びを得ますが、予想外の予後となった場合や合併症を生じた場合には、執刀医と患者は共に治療上の負担や大きなストレスを負うことになります。一方「外科は科学のみならずアートである。」と言われ、ここでのアートとは熟練を要する専門的技術のことです。熟練を要する技術を習得するためには、反復する練習(訓練) を行う必要がありますが、手術はただいたずらに、かつやみくもに行えば上達するものではありません。日常臨床での口腔外科治療の主体をなす口腔内小手術は、様々な基本的手技の積み重ねです。当然、その基本や理論を理解したうえで行う必要があります。口腔外科の基本として、外科学総論に基づいた手術論、効果的な局所麻酔法、静脈内鎮静法の基本、外科基本手技と基本器具、口腔内の各種切開法および抜歯の基本を講演します。また実習として、人工皮膚と豚骨によるZ形成術とVY形成術および結紮法、豚骨による口腔内の各種切開の実際および下顎骨智歯抜去術をおこないます。

小外科の基本2

前回は外科手技のその基本や理論を講演しましたが、今回はこれらの復習しながらもアドバンスした内容を講演します。また手術時には様々な合併症が生じますが、中でも神経麻痺はその治療に苦慮する場合が多くあります。当然、予防が重要ですが、生じた場合の対応は複雑でありまた判断が重要です。この点についても確認します。また実習として、豚骨による口腔内の各種切開の実際と下顎智歯抜去術は復習と再実習をおこないます。その後、ライブオペをおこないます。さらに歯根端切除術、口腔粘膜移植術(全層弁と分層弁)、遮断膜の設置および骨採取・骨移植をおこないます。

インプラントベーシックプログラム10日間コース

現在のインプラントを取り巻く環境は情報過多であり、臨床家にとって正しい術式、マテリアルの選択が困難になって来ているのが事実ではないでしょうか。また、メーカー主導のHow to セミナーが氾濫し安易にインプラント修復を行う臨床家が増えるとともに医療事故も多くなってきています。そこで、インプラントが普及しもうすぐ半世紀が経過しようとしている今、そもそもインプラント治療が補綴前外科処置という大胆な本来の基本に戻り、予知性の高い補綴処置を行う臨床のなかで様々な歯科医療にかかわる知識と技術の基本事項において、何が重要で正しいのかを学ぶため国内外の一流の講師陣によるインプラントマスタープログラムを企画しました。基本的にコース全体としましては、午前はレクチャーを中心に行い、午後はハンズオンを中心とした下記内容の実習を積極的に取り入れた実習体験重視の企画にしております。また、各セッションの終了時には、当該セッションの課題に対する課題内容理解確認試験(レポート含む)などを行い、各受講生の理解度を徹底的に分析してフィードバックを行い今回コースのレクチャー内容(診査・診断からメインテナンスまで)を完全マスターして頂けるように企画しております。

インプラント治療の基礎から学ぶコース

本コースは、朝日大学歯学部附属病院口腔インプラント科スタッフが中心となり、「歯科インプラント治療を始めるにあたって、1から学びたいのだけど」「昔やっていたが、最近のものはどんなに変わっているの?」「患者様からいろいろインプラントについて質問されて困っているのです」「今、自分でやっているインプラント治療は本当に良いのかな?」「今、一番新しい考え方は…?新しい技術は…?」とお考えの先生方に、実習をふんだんに取り入れ、1年間じっくりと学んでいた
だくように計画されたコースです。衛生士さんの参加、技工士さんの参加も可能です(先生方と同伴であれば無料)。コースの設定においては、各セッション別に受講していただけるようにもなっており、「1年間続けるのは大変」「聞きたいところだけ、受けたい実習だけ」とお考えの先生方にも気軽に受講していただけるようになりました。また、インプラント支台の磁性アタッチメントによる総義歯の安定を図る治療法は、高齢者の方で総義歯の安定に不満がある患者にとっては、侵襲を抑えた、優しい治療で大きな満足度の得られるものです。本コースの中に総義歯に磁性アタッチメントを装着する実習を組み込みましたので、難しいとされているアタッチメントの取り付けのコツが本実習によりつかめること間違いなしです。

プリアジャストエッジワイズ装置を用いた矯正歯科治療

永久歯列期に行う包括的矯正歯科治療では、すべての歯の位置を三次元的にコントロールする必要があり、そのために、マルチブラケット装置を用います。近年では、ストレートワイヤーを用いて歯を三次元的に正しい位置に排列するための仕様が組み込まれたエッジワイズ装置(プリアジャスト装置)による矯正歯科治療が主流となり、治療方法が体系化されてきました。プリアジャスト装置を用いることにより、複雑なワイヤーベンディングの必要がなくなり、治療が簡便になりましたが、プリアジャスト装置を用いて適切に歯を移動させるためには、いくつかの注意点や工夫が必要になります。本研修では、プリアジャスト装置を用いた矯正歯科治療という内容に重点をおき、Angle Ⅰ 級叢生症例を例に挙げて、装置の原理、治療メカニズム、治療を効率よく行う方法および治療の際に注意しなければならない点などを、実習を交えてわかりやすく解説いたします。


エンドセミナー2日間コース-臨床根管処置強化プログラム-

根管処置の臨床を向上させるには、まず、根管内の拡大・形成・洗浄を確実に行い、その終末処置となる根管充填を上手く行うことが重要であることは、言うまでありませんが、なかなか向上しない場合もあります。このコースでは、根管処置に必要な知識力をアップし、周辺機器の装備やその使用法や活用法について、実習を通してそのテクニックを習得していただきます。

ペリオとインプラントのためのスーチャリングテクニック(マイクロ・スーチャーテクニックを含みます)
誰も教えてくれなかった縫合理論と、役に立つ12 種類の縫合

歯周外科もしくはインプラント外科処置後の予後は、縫合の良し悪しで大きく左右されます。手術後に創が裂開したり、治癒不全により瘢痕形成や歯肉退縮をきたした経験は多いと思います。しかし、外科処置の基本である縫合手技を網羅した教材は少なく、文字や写真だけでは分らないノウハウが多くあることも事実です。本コースはデンタルスーチャリングに特化したコースとして、ペリオとインプラント治療に有効な様々な縫合手技について、習得していただきます。また本コースでは、近年臨床の場で必要性が高まっている、ソフトティッシュマネージメントを目的としたマイクロ・スーチャーテクニックについても実習していただきます。2日間のコース期間中に多数の縫合実習を行っていただくことにより、今までの外科処置がより的確に、より効率的に、よりよい結果をもって行えるようになります。外科処置上達への必須のコースです。

ペリオとインプラントのためのハードティッシュマネージメント
歯周病患者に対する確実で低侵襲な歯周、インプラントの骨増成

組織再生療法は、歯周治療やインプラント治療において究極的な治療手段となっています。しかし、的確な知識や経験不足から組織再生療法を避けてしまことが多いのが現状でしょう。また、実際に処置を行っても期待した再生効果が得られなかったり、術後に合併症を併発したという経験があるのではないでしょうか。本コースでは、患者様への負担を最小限に、しかも高い予知性を獲得するために求められる、知識と技術を明確にして、トレーニングをしていただきます。歯周組織や骨の単独再生のための原理・原則や多様化する器具や材料の特性、自家骨や人工骨移植のポイント、外科手術時のフラップマネージメントや縫合手技のノウハウについてじっくり習得していただきます。さらに本コース受講により、Emdogainのサティフィケートも取得できます。

ペリオドンタル&ペリインプラント・プラスティックサージェリー (ライブオペコース)

歯周治療、インプラント治療において、機能的、審美的改善のためにはソフトティッシュマネージメントは、もはや避けて通ることはできないオプションとなっています。歯やインプラント周囲の角化歯肉が十分にない、口腔前庭が浅くてブラッシングが困難、ブリッジポンティック基底面の顎堤が陥没している、歯根が露出していて審美障害がある、あるいは知覚過敏が治らないなど、軟組織に付随するさまざまな問題点を見過ごしてはいないでしょうか。このようにペリオドンタルプラスティックサージェリー( PPS ) を必要とする症例が日常多く存在しています。このような事例に対して、より安全で確実な対応ができるよう、本コースでは基本原理、遊離歯肉や上皮下結合組織の採取法、移植法、縫合法などについてステップごとに講義と実習、さらに実際の症例のライブオペ見学を行っていきます。実際の症例をテーマに手術法の選択、オペ見学、術後のディスカッションを経験することで、PPSの理解がより深まります。

アドバンスド・ペリオドンタル・フラップサージェリー(ライブオペコース)

ペリオシリーズの最終回として設定いたしました。本シリーズでは歯周治療の理論、技術の集大成として、ペリオドンタル・フラップサージェリーをテーマに、その理論と考え方、さらに実際の患者様のライブオペ見学をしていただきます。症例に応じた術式の選択(再生療法 or 切除療法) および豚顎実習を通じた、手技の確認を行います。そしてライブオペ症例のプランニング、術式の選択、ライブオペ、オペ後のカンファレンス、および補足講義、追加実習等を行います。ライブオペをとおして、講義と実習からでは知ることのできない臨床のノウハウを習得していただきます。

結合組織移植(CTG)をマスターする~根面被覆から歯槽堤増大術まで~

近年、歯周病治療だけでなく審美修復やインプラント治療においても歯肉のマネージメントの重要性が注目されています。また、日々の臨床のなかで歯肉退縮や歯肉の厚みが薄い歯に対して、そのままレジン充填や補綴処置を施してきた事が多いと思います。しかし、歯肉退縮に対して行ったレジン充填が、さらに歯肉退縮を起こしているケースに遭遇した事は少なくないのではないでしょうか。本コースではこのような臨床で起こりうることを想定し、その予防や改善、清掃性の向上を目的とする結合組織移植術による根面被覆や歯肉増大によるバイオタイプの改善まで、豚顎を用いて手技をマスターしていただく実習中心のハンズオンコースです。

オーラルリハビリテーション

近年インプラント、歯周外科などのコースが氾濫していますが、歯科医療を成功させるためには、咬合修復治療が不可欠です。本コースは咬合だけでなく補綴治療全般をマスターして頂き、日常臨床に自信を持って頂くためのコースです。BB McCollumは、1913年『一口腔一単位の治療を、あなたはいつから始めますか?』と問いかけています。若い先生方、歯科医師としてまず補綴咬合修復治療を学んで下さい。診査、診断、プレパレーションも含め何事も原則を学び、基礎固めをすることによってアドバンスな事ができるようになります。アンテリアガイダンスとは?補綴の不変のテーマである、アンテリアガイダンスをどのように与えるか。最終的には咬合器上で作製した補綴物を口腔内で無調整にて装着できることを目指します。そして歯科治療で最も難易度の高い歯周疾患が進行し咬合崩壊した症例をどのように治療しますか?ペリオの治療だけでは治癒しません。歯周疾患が進行した症例に対応した咬合修復治療、オーラルリハビリテーションを学びましょう。

臨床審美歯科
-ホワイトニングからオールセラミックスクラウンまで 実習コース-

審美歯科の全てについて、実習を通じて学んで頂きます。現在の歯科治療において、審美歯科修復は必要不可欠と考えられます。審美は当たり前の時代になりました。本コースは、基本から形態、色調及び周囲組織(顔貌、歯列、歯、歯周)、咬合の調和等を考慮した診査診断からはじまり、プレパレーション、シェードテイキング(ラボコミュニケーション)、ホワイトニング、メラニン色素除去、各種マテリアルに対した接着材料の選択術式まで、順序だった治療体系に基づいた審美歯科修復を学んで頂きます。今話題のダイレクトボンディングレストレーションの講義と実習、ポーセレンラミネートベニア(モックアップ、ノートブックテクニック) やオールセラミッククラウン等の修復物に必要なプレパレーションの実習を行い修得していただきます。

インプラント埋入時に問題が生じたら-インプラント手術時のトラブル解決法を学ぶ-

インプラント埋入時には様々なトラブルが生じ得ます。初期固定不足、骨欠損によるインプラント体の露出、インプラント体の位置や方向の差異、異常出血と気道閉塞。神経損傷などですが、講義と実習(ハンズオン)を通してトラブル回避法と解決策を習得していただきます。

インプラント希望だが骨が少ない症例が来院した-骨量不足症例でインプラント治療を成功させる方法をマスターする-

インプラント埋入部の歯槽骨不足は、インプラントの埋入を妨げ、あるいはインプラント治療の予知性を低下させ、また審美的問題を後遺します。これらの問題に対応するために、様々な骨造成法がありますが、失敗も多いのが欠点です。成功につながる骨造成の手技と理論を講義とハンズオンを通じて習得していただきます。

インプラント周囲炎が生じたら(~ Live Ope ~)-インプラント周囲炎の治療とインプラント救済方法を学ぶ-

インプラント周囲炎は、中長期経過症例の緊急最重要課題です。インプラント周囲炎の対策は緊密なメインテナンスが基本ですが、ひとたびインプラント周囲炎が生じると、骨吸収からインプラントの脱落へとつながる可能性が生じてきます。インプラント周囲炎初期治療から、骨欠損を伴うインプラント体表面の無毒化と骨再生までを講義と実習を通して学んでいただきます。

上顎洞の大きな上顎臼歯部にインプラントを埋入する(~ Live Ope ~)-優しいサイナスリフトの方法を実践できる-

上顎臼歯部欠損症例では上顎洞底挙上術を必要とする症例が少なくありません。そのような症例では歯槽頂アプローチあるいは開窓法によるサイナスリフトを症例に応じて選択し、洞粘膜を損傷し難く、かつ挙上しやすい器材を使用して実施します。ライブオペ見学と講義、豚上顎骨を使用するハンズオンで習得していただきます。

審美的インプラント修復のために-抜歯即時埋入とティッシュマネージメントをマスターする-

審美的インプラント治療のための最善の方法は、抜歯即時埋入即時荷重インプラント治療です。骨吸収を抑制し軟組織の退縮も防止可能です。しかし、軟組織が不足して審美的歯肉形態を回復する必要な症例も多く存在します。講義とハンズオンによって、抜歯即時埋入の術式を角化歯肉移植、結合組織移植法を実践していただきます。

審美領域における多数歯欠損症例の対処-ライブオペとハンズオン2日間コース-

審美領域における多数歯欠損症例にインプラント処置をおこなう場合、治療計画の段階で、埋入本数、配置を決定し、種々の外科処置(抜歯即時埋入および待時埋入、歯槽堤拡大など ) の選択、埋入後のインテグレーションが確立するまでの安静期間での暫間補綴物の選択(テンポラリーデンチャー、イミディエートレストレーション)、そしてインテグレーション後の対合歯の状態を考慮した補綴物のマテリアルおよび上部構造接合様式の選択、与える咬合を決定しなければなりません。そうすることにより患者様に対して、より安全で侵襲が少なく、より短期間で治療が終了し、予知のあるインプラント補綴が完了します。今回、審美領域における多数歯欠損症例のライブオペ、ならびに多数歯欠損症例の模型を使用して、実際に則した治療計画ならびに埋入実習を行います。

35年間のインプラント治療から得たもの-基礎からアドバンステクニックまで-

今回、このコースでは、大きく分けて5つの主題、(1)補綴学的診断、(2)長期症例、(3)難症例、(4)審美、(5)インプラント支持のオーバーデンチャーについてお話します。(1)は、歯根膜がないインプラントを、生体力学的に残存天然歯とどのように調和させれば良いのか?咬合を中心に説明します。(2)は、約30年経過した症例を通して、いかにメインテナンスをしていくのか?また、経過不良のインプラント撤去後、いかにリカバリー(再植立)していくのか?また、サイナスリフト(Lateral Window Technique)後、20年以上経過した症例も提示します。(3)は、開業医として難症例にどのようにアプローチしていくのか?たとえば、上顎の左右臼歯部で上顎洞底までの残存骨高径が約1mmしかなく、なおかつ前歯部においても、歯槽頂から鼻腔底までの残存骨の唇舌幅がすべて約1mmしかないような(1mmの板状の形態)難症例にどのように対処すればよいのか?このような症例では、骨増生のためのGBR法、Sinus Lift (Crestal approach)や、Split Crest Technique等が当然のように要求されます。このような難症例の7年後の経過をCTによる診断とともに提示します。(4)は、特に上顎前歯部審美領域のインプラント治療についてです。いわゆる歯間乳頭や臨床歯冠長など、どうしたら天然歯のようなEmergence profileを獲得できるのか?上顎前歯部でチタンメッシュを用いたGRG症例、Orthodontic Extrusionにより審美回復させた症例、その他、上顎Fullの抜歯後即時荷重インプラントによる審美回復症例を提示します。(5)は、著名な骨吸収がある下顎無歯の顎難症例で前歯部にインプラント埋入、バー構造支持のオーバーデンチャーで、15年以上良好に経過している症例を提示し、考慮すべき補綴学的背景について述べます。以上、5項目を、すべて実際の症例を口腔内写真、CTや手術ビデオを交え、供覧します。

4日間の歯科インプラント治療導入コース

歯科インプラント治療は、その予知性の向上により多くの歯科医師によって欠損補綴の一治療法として施されています。また、本治療法の普及に伴い歯科医療のパラダイムシフトの原動力となっております。しかし、未だ本治療の導入に踏む込めない歯科医師の先生方が多いのが現状です。本コースは明海大学・朝日大学生涯研修部が実施するもので、コース修了後には生涯研修部の修了書を取得することができ、長期的に講師を中心とした助言・指導を受けられるプログラムです。


歯科医師生涯研修部のご案内

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