口腔顎顔面外科学Ⅱ分野

教 授:(兼)山本 信治

准教授:重松 久夫
講 師:原 八重子
講 師:瀧澤 将太
助 教:平良 芙蓉子
助 教:田川 裕也

教育

口腔外科は歯、口腔および顎顔面領域組織の疾患、傷害の予防ならびに治療をおこない、それら器官の健康状態の維持、管理を目的とする分野で、そのための歯科学および医科学的知識と手技を必要とする分野です。
口腔外科疾患の取り扱いには、基礎項目(解剖学、生理学、生化学、病理学、薬理学、微生物学)の基礎知識が大切で、各疾患に関連した項目について、その総合的な理解が診断の手順・治療方針の決定につながります。
また、口腔外科疾患は全身管理を無くしては治療が行われないことを理解する必要があります。これらのことをふまえた上で、手術手技の基本原則について講義します。

研究

臨床に応用すべく課題として

1. 発癌実験
2. 癌の転移機序
3. 歯原性腫瘍の発生論
4. 骨延長の基礎研究
5. 唾液腺疾患の基礎研究
6. 顎関節疾患の基礎研究など

担当科目

口腔外科学

診療内容(顎顔面頭頸部外科)

・頭頸部腫瘍(悪性・良性)
・外傷(顎骨骨折・歯の外傷など)
・炎症(膿瘍・蜂窩織炎・骨髄炎・上顎洞炎など)
・唾液腺疾患(嚢胞・唾石症・口腔乾燥症など)
・粘膜疾患(口内炎・白板症・扁平苔癬・天疱瘡など)
・先天性奇形(口唇裂・口蓋裂など)
・顎変形症(下顎前突症・小顎症など)
・嚢胞(発育嚢胞、炎症性嚢胞など)
・神経疾患(三叉神経痛・顔面神経麻痺・舌痛症など)
・口腔インプラント(骨移植、顎補綴などを含む)
・鋼骂節症
・抜歯(難抜歯・埋伏歯抜歯など)
・有病者(高血圧症・虚血性心疾患・糖尿病・ぜんそく・人工透析・甲状腺疾患など)の歯科治療