明海大学における教員養成の目標等(学部)

外国語学部日本語学科

1 教員養成の目標

本学の建学の精神である「社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際社会で活躍し得る人材の育成をめざす」ことを踏まえ、「言葉の教育」を原点として、自国の言語・文化・社会に対する深い造詣とともに他国の言語・文化に対しても強い関心をもち、従来の国語・国文学の枠を超えて幅広い視野をもつ国語教員を教育界に送り出すことを目標とする。特に、その際には、本学は、国から教職課程の再課程認定を受けたことから、教職課程コアカリキュラムの内容を踏まえて教員養成を行う。

2 教員養成の目標実現のための取組

外国語学部日本語学科は、以下の取組を教職課程センターと連携して行う。

(1)学生に対する責任ある教職指導のための指導体制の確立

教科等に関する優れた専門性と指導力を身に付けさせるために、1年次から教職説明会や学科主催の教員資質向上プログラムへの参加を義務づける。日本語教育と国語教育の学修、実践的な教育力・指導力を養う課題探求セミナーと専門教育演習と教職実践演習とを連携して展開する。担任及び教職課程担当教員が学科の他教員と協力連携し、随時面接を行い、学生一人ひとりの学修指導や進路指導を行う。

(2)教員資質を高める学習環境の確立

教育者としての使命感と、国際人としての視野をもち、生徒・保護者・地域の信頼に応えうる豊かな人間性を持った教員を育成するために、教職インターンシップや見学会等、課外活動や学外・社会活動への参加を積極的に指導する。また、海外研修、学内外での留学生との協働活動を通じた異文化理解教育の実践的活動を行うほか、学年の枠を超えた学内・学外活動を積極的に推進する。

(3)教員採用試験受験支援体制の充実

教員として実際に教壇に立つためには教員採用試験に合格しなければならない。教育観を養い、教育現場への理解を深めるために、各自治体の教育委員会との協力態勢を構築し、各種事業への積極的な参加を促す。また、公立、私立等の現役教員や専門家による各種講習、試験対策講座への参加を義務づけるほか、教職課程担当教員や学科の他教員による筆記・論文・面接対策等、きめ細かな受験支援を行う。

3 養成したい教員像

創造的な授業を生み出せる堅固な基礎教養、柔軟で合理的な実践力、社会に開かれたコミュニケーション力をもち、様々な教育実践や活動実践の中で、教師としての資質をさらに向上させていくために、常に学び続け、自律的に考えていける教員

外国語学部英米語学科

1 教員養成の目標

本学の建学の精神である「社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際社会で活躍し得る人材の育成をめざす」ことを踏まえ、グローバル社会を生きる子どもたちの教育に貢献できる英語科教員の養成を目標とする。常に新しい未知の課題に対応することが求められる知識基盤社会においては、教員になった後も自己研鑽を継続し、教員としての資質・能力を向上させていかねばならない。自らの課題を認識し、改善に向けて学ぶ姿勢をもつ、自律性の高い英語科教員の養成に努める。特に、その際には、本学は、国から教職課程の再課程認定を受けたことから、教職課程コアカリキュラムや外国語(英語)コアカリキュラムの内容を踏まえて教員養成を行う。

2 教員養成の目標実現のための取組

外国語学部英米語学科は、以下の取組を教職課程センターと連携して行う。

(1)卒業後を見通す指導体制の確立

一層高度化する中・高等学校外国語科の目標・内容に対応できるよう、ネイティブ教員による少人数制英語プログラム等により高い英語運用能力を養成するとともに、言語・文化・教育に関する専門科目等を通して幅広い教養を身につけさせる。

(2)外部教育機関・教育委員会との連携・協力体制の確立

外部教育機関から招聘した講師による学内セミナー及び外部教育機関が主催する研修会等への参加を奨励し、研鑽の機会を提供する。さらに、体験を通して資質・能力を向上できるよう、千葉県・東京都等教育委員会による教職インターンシップ・ボランティア活動等への積極的な参加を促進する。

(3)同窓会との連携・協力体制の確立

教員として活躍する卒業生による交流会を開催し、教育実践について学ぶ機会を提供するとともに、在校生・卒業生の相互関係の構築を図る。

(4)全人教育に携わるための豊かな人間性を育む取組の充実

人格形成期にある生徒を指導する者として、豊かな人間性を備えることは必須である。授業のほか面談や個別指導、グループ指導を通して学生の知的興味を広げるとともに、人と触れあい理解し合う喜びを体験させる。教職課程担当教員は、本学の教員養成の理念と構想を共有し、常に連携を取って一人ひとりを見守っていく。

3 養成したい教員像

・高い英語運用能力及び英語の背景となる文化や歴史などに関する幅広い知識、教養をもつ教員

・学習指導要領の目標・内容を理解し、原則を守りつつ創意工夫ができる教員

・社会性に富み、円滑な人間関係を醸成できる教員

・科目の専門性を向上させる意欲を持ち、柔軟な学びの姿勢をもつ教員

・国際共通語である英語を教える者として、異文化に寛容な姿勢をもつ教員

外国語学部中国語学科

1 教員養成の目標

本学の建学の精神である「社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成をめざす」ことを踏まえ、高い中国語運用能力を備え、言語学、文学、思想、歴史、文化に関する幅広い知識と教養を有し、確かな教育能力をもった有為な人材を養成することを目標とする。

国際社会における中国語及び中国への関心は次第に高まっており、中国語の運用能力を身につけ、中国の長い歴史や伝統を理解している人材への需要は、今後も一層高まることが予想される。中国に関わる専門的人材の輩出に向けて、語学力のみならず幅広い教養、知識をもち、グローバル社会を生きる子どもたちの教育に貢献できる中国語科教員の養成に努める。特に、その際には、本学は、国から教職課程の再課程認定を受けたことから、教職課程コアカリキュラムの内容を踏まえて教員養成を行う。

2 教員養成の目標実現のための取組

外国語学部中国語学科は、以下の取組を教職課程センターと連携して行う。

(1)高い中国語運用能力と関連する幅広い知識、教養の養成

語学教育プログラムにより、中国人教員と日本人教員が連携した少人数クラスにおいて、独自教材を用い、十分な学習時間を割いて、高い中国語運用能力を養成していく。また、初年次から、中国語のみならず言語の背景となる言語学、文学、思想、歴史、文化などについての幅広い知識の習得を図る。さらに、教員をめざす学生には、中国語検定試験及び漢語水平考試(HSK)の受験、海外派遣制度を利用した中国語圏への留学を強く勧め、中国語能力の自己点検や中国社会の実地研修を経験させていく。

(2)確かな教育能力の養成

教職に関する基礎知識の上に、中国語教育に関する知識と技術を身につけるため、「中国語科教育法」の授業において言語学及び言語教育の基礎知識を固めるとともに、実践的な中国語の指導方法を演習形式で習得させていく。これに、中国語に関連する漢字文化圏の歴史、文学、比較文化など各分野にわたる専門性の高い講義・演習を組み合わせることで、異文化理解を深め、グローバル社会に対応した人材を育成する。また、授業のほかに、面談や個別指導、グループ指導を通じて社会人としての基本姿勢を指導し、対話の中で学生個々の知的興味を広げ、コミュニケーション能力を向上させる機会を設ける。学生指導に際しては、教職課程担当教員同士で常に目標と情報を共有し、教育実習受入校の教員とも連携を取って、教育効果のさらなる向上に努めていく。

3 養成したい教員像

・高い中国語運用能力及び中国語の背景にある幅広い知識、教養をもつ教員

・学習指導要領の目標・内容を理解し、原則を守りつつ創意工夫ができる教員

・社会性に富み、円滑な人間関係を醸成できる教員

・科目の専門性を向上させる意欲をもち、柔軟な学びの姿勢をもつ教員

・国際理解、多文化共生の視野に立ち、グローバル社会を生きる子どもの教育課題に取り組める教員