MEIKAI’S
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2023.10.13

地道な努力の積み重ねがめざす企業の内定につながった

ホスピタリティ・ツーリズム学部キャリア・就職
卒業生 松井 陸

出身高校:埼玉県立熊谷高等学校

内定先:Shangri-La Hotels Japan 株式会社

Q 就職活動で職種を決めた経緯は?

3年次の夏に、大学主催のインターンシップに参加し、1か月間ホテル業務を経験しました。ホテル業界に興味はあったものの、それまで実際に働いたことがなかったので貴重な経験になりました。ここで実際に自分の目で見て、体験することでホテル業界が自分に合っていると確認できました。

ホテル業界に絞って就職活動を進める中で「アットホームな空間」と「あたたかいおもてなし」という点に魅力を感じ、シャングリ・ラ東京への就職を決めました。

Q キャリア形成の面で、特に役立った授業やプログラムは?

1つ目は「ケーススタディ」と呼ばれるホスピタリティ・ツーリズム学部のゼミです。3年生と4年生の合同クラスで、プレゼンテーションやグループワークを行います。私のゼミでは発表と意見を必ず求められるため、自らの考えを相手に伝える練習やプレゼンをする機会が多くあります。ここで経験を積めたことで、就職活動でも慌てることなく実力を発揮できました。

2つ目は、「インターンシップ」です。大学が主催するインターンシップでは、アルバイト等では経験できない就業体験ができるため、将来の進路で悩んでいる人も、もう決めている人も、どちらも有意義だと思います。

Q 就職活動をするにあたり、ためになった講座やセミナー、アドバイスを教えてください。

3つあります。

まずは、3年時の夏に参加した「SPI講座」です。ウェブテストは、多くの企業が採用しているため大学主催の対策講座はとても役立ちました。

2つ目は、1年次のゼミ担当の先生から「失敗を恐れず、積極的に行動することが大切」とアドバイスをいただいたことです。それ以降、どんなことでも自ら進んで取り組み、苦労を買ってでもしてきたことで今の結果があると思っています。

3つ目は「就活コーチ」です。何もわからない私に対して、不安要素を減らし、気持ちを高め、二人三脚で就職活動を戦っていただけたのは、とても心の支えになりました。

Q 大学生活で力を入れたことは?

大学までの通学時間は往復4時間で早起きが大変でしたが、その分勉強する時間ができたと前向きに捉えました。目の前の授業、課題、テストにしっかりと向き合うのは当たり前のことで、空いた時間の使い方、授業への参加の姿勢、モチベーションなどで理解度や充実度は大きく変わります。それを意識して4年間勉強することでとても成長できました。

Q 今後の目標を教えてください。

私に仕事を任せたい、と周りの方に思わせるビジネスパーソンになりたいです。また、ホテルの業務を円滑に進めるため、先輩、上司との「たて」のつながりは当然、同期との「よこ」のつながり、そして他部署や取引先などの「ななめ」のつながりを大切に、チームで仕事をすることを意識していきたいです。

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