クラウン・ブリッジ補綴学分野 | 坂戸キャンパス

教授：岩佐文則

准教授：三浦賞子
講師：斎藤小夏
講師：今村嘉希
助教：浅見和哉
助教：藤田崇史
助教：塚田翔平

教育

本分野では、欠損補綴における機能と審美の回復を科学的に理解し、臨床現場で実践できる歯科医師の育成を目標としています。教育の柱は、確かな技術の習得と、根拠に基づいた思考力の養成です。学生教育では、支台歯形成・印象採得・咬合調整などの基本的臨床技能を体系的に学び、段階的に実践できるようカリキュラムを構築しています。さらに、デジタル歯科医療（口腔内スキャナ、CAD/CAMシステム、ARナビゲーションなど）を活用した臨床教育を取り入れ、現代の歯科医療に即した実践力の育成を図っています。加えて、患者中心の医療を実践できるよう、コミュニケーション能力の育成にも力を注いでいます。臨床実習や教員とのディスカッションを通じて、患者との信頼関係を築く姿勢、チーム医療における協調性、そして歯科医師としての倫理観を養うことを目的としています。
本分野は、「科学的根拠に基づく教育」「デジタル技術を取り入れた臨床教育」「人間性と対話力を備えた臨床能力の育成」を基本理念とし、未来の歯科医療を担う人材の育成に取り組んでいます。

研究

ジルコニア製補綴装置に関する研究
補綴治療のデジタル化に関する研究
インプラントに関する基礎的・臨床的研究
生体材料の細胞生物学的研究
ブラキシズム患者に対する臨床研究

担当科目

クラウン・ブリッジ補綴学
クラウン・ブリッジ補綴学実習

診療内容

可撤性ブリッジ（コーヌステレスコープクラウン）
インプラント支持による欠損補綴治療
審美領域における補綴学的アプローチ
スキャンデータによるデジタル歯科診療
歯ぎしり患者への対応
高齢者に対する補綴治療の提案
広範囲顎骨支持型インプラント治療

日本補綴歯科学会、日本口腔インプラント学会専門医が在籍しています。