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第7回講座|文部科学省委託 令和5年度明海大学との連携による専門人材育成・確保事業

第7回講座 授業研究④(足立区)7月31日(月)10:40~12:10

講師 井熊ひとみ(J-SHINE理事 共愛学園前橋国際大学客員教授 育英短期大学非常勤講師

担当区市(担当指導主事)

足立区教育委員会 教育指導部 学力定着推進課 指導主事 大木 岳祥

概要
授業者氏名

竹田 佐和子教諭

学校名

足立区新田学園 足立区立新田小学校

担当学年

第5学年

使用教科書

NEW HORIZON Elementary5

単元名

Unit 2 When is your birthday?

テーマ

「聞くこと」「話すこと」の指導

講師

井熊ひとみ(J-SHINE理事 共愛学園前橋国際大学客員教授 育英短期大学非常勤講師

概要

足立区では、第5学年の授業を提案します。本動画では、単元目標「友達にバースデーカードを贈り、喜んでもらうために、誕生日や欲しいものなどを聞いたり答えたりし、伝え合おう。」のもと、本時のめあて「たん生日にほしいものについて、くわしく伝え合おう」を設定しました。このめあてを具体的に実践するために、友達とのやり取りを繰り返し行い、表現に十分に慣れ親しんだ上で、「くわしく」とは何かを考え、それにせまるために具体的な説明やそれを引き出すための質問について子どもたち同士で考えさせる場面を大事にしました。子どもたちが自分の言葉で進んでコミュニケーションを図るために効果的な指導方法についてみなさんと一緒に考えていきます。たくさんのご意見、ご提案をいただければ幸いです。

事前課題

授業動画

講座資料

講座アーカイブ動画

講座アーカイブ動画

授業者への質問

Q1

本日見させて頂いた授業内では、主に会話での演習を中心として展開されていましたが、ワークシート等を利用し簡単にメモをする活動等はされているのでしょうか。

A1

学習指導要領の外国語科の目標(解説p.79)には、「ウ 自分や相手のこと及び身の回りの物に関する事柄について,簡単な語句や基本的な表現を用いてその場で質問をしたり質問に答えたりして,伝え合うことができるようにする。」と示されています。そこで自分や相手のこと、身の回りのことについては、ワークシートやメモを準備させることなく、その場で伝え合うことができるように日頃から指導しています。

Q2

私も同じ教科書で今年Unit2をやりましたが、1クラスに数人は「欲しい物がない」という子どもがいます。私は「英語の練習だから、何か考えるかPicture Dictionaryから選ぶように」促したのですが、「特にない」子どもに対する工夫が何かあったら教えてください。

A2

本校では、欲しいものが「特にない」という児童には、それに関連する質問をすることで、児童の考えを引き出すようにしています。
例えば、「夏休みにやりたいことや、今やってみたいことはない?」と聞き、「キャンプへ行きたい」「サッカーの練習がしたい」など身近な生活から考えさせます。そこで「What do you want for the camp?」や「What do you want for soccer practice?」などと質問し、BBQセットや、新しいサッカーボールや練習着が欲しいなどと、欲しいものに結び付けて考えることができた児童もいました。