第13回講座|文部科学省委託 令和5年度明海大学との連携による専門人材育成・確保事業
第13回講座 授業研究⑩(土浦市)8月22日(火)10:40~12:00
講師 百瀬美帆(明海大学教職課程センター・地域学校教育センター教授)
担当区市(担当指導主事)
土浦市教育委員会 指導課指導主事 杉本 高久
概要
- 授業者氏名
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湯山 渉教諭 MAIBELLE DEL LEON ALVERO教諭
- 学校名
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茨城県土浦市立中村小学校
- 担当学年
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第3学年
- 使用教科書
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Let’s Try!
- 単元名
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Unit 5 What do you like?
- テーマ
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ティーム・ティーチング
- 講師
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百瀬美帆(明海大学教職課程センター・地域学校教育センター教授)
- 概要
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土浦市では、Small Talkの充実とALTとの効果的なティームティーチングを通して、相手のことを考えながら積極的にコミュニケーション活動に取り組むことができる児童の育成を目指しています。児童は「学級で一番人気の食べ物は何か」を調べるために「What food do you like?」を使って会話をします。小学校3年生では活用できる語彙や表現が少ない中でも、会話を最後まで継続して行えるように、簡単なコメントを伝えたり、あいづちやジェスチャーを使ったりする授業を提案いたします。Small Talkと効果的なティームティーチングについて、皆様方と協議をしていきたいと思います。
事前課題
授業動画
講座資料
講座アーカイブ動画
講座評価アンケートに寄せられた質問に対する回答
講師への質問
Q1
単元計画の評価について、記録に残す評価が2次の2時と3時、3次の4時にありましたが多い印象です。外国語活動ではこのように多く評価をした方がよいのでしょうか。
A1
今回の学習指導案では、単元の評価規準という形で示されていませんが、単元のどこで、授業のどの場面で評価するかを明確にすることが重要です。指導に生かす評価は、毎時間の活動で行われていると思いますが、記録に残す評価の場面が多い場合、教員にとっても負担になるため、単元目標に照らして、1、2回程度、適切に設定することがよいでしょう。
評価については次の資料も参考になると思います。
『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(小学校 外国語・外国語活動)』
(令和2年3月、国立教育政策研究所教育課程研究センター)
Q2
小学校でのこのような授業で,効果的と思われたworksheetなどを今後共有できますでしょうか。そうなれば、色々な学校で使う事ができると思います。
A2
これまでの授業研究講座で示されたワークシート(小学校3、4年生対象)がウェブページに掲載されていますので、参考にしてください。(今年度の例:第6回講座(横手市)、第10回講座(前橋市))
授業者への質問
Q1
大変と言われているクラス、あるいは、担任の学級経営がうまくいかないようなクラスなどでは、どのような工夫や活動を行うのがよいと思われますか。
A1
・ルールをしっかりと決めた上で、席を離れての活動(交流活動)等を必ず取り入れて、体験的に学習を進める。その際、活動は短めに、何回か行う。
・ICTを活用して、視覚的に興味をひいたり、チャンツなどの歌う活動をもりあげたりと工夫する。
・学級担任とうまくいかない様子が見られるときには、ALTの出番を増やし、担任は授業の進行やサポートにまわる等の工夫を行う。
Q2
ALTとの打ち合わせの時間は十分に取れますか。
A2
十分にとれているとはいえない。授業の開始前や授業後に時間を取ったり、朝の活動時間に時間を取ったりと、隙間時間を利用して打合せをしている。