MEIKAI’S
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2023.12.08

老朽化マンションが抱える景観や管理上のトラブル。 その解決法や予防法について、法学的視点から探る。

不動産学部学び・ゼミ
在学生 小林 菜々美

出身:東京農業大学第二高等学校

明海大学および本学科に進学を決めた理由は?

高校生の頃、不動産を学問の対象としている「不動産学部」は日本で明海大学だけにしかないということを知り、明海大学に興味を持ちました。さらに宅建取得のための支援が充実している点や少人数教育も自分に合っていると思い受験を決めました。

現在学んでいる専門科目や研究はどんな内容ですか?

分譲マンションをめぐる社会問題の分析やマンション管理に関する研究をゼミで行っています。

分譲マンションの数は年々増え続けていますが、老朽化したマンションが増え、管理不全に陥り、地域の景観を損ねています。適切な管理を行うために、マンションの構造を把握し過去の事例からトラブルの解決と予防方法を検討しています。

この研究を通して、地域ごとにマンションの需要に差があることや管理不全による問題の深刻さを痛感しました。これらの知識は実際の生活にも活かすことができるため、日々新しい発見があります。

所属している学科のおすすめポイントは?

学生のうちから社会に触れる機会が多い点です。

住宅新報という不動産業界向けの新聞に、学生たちが連載記事を執筆していて、私も建築物の魅力について発信したいと思い、担当教授に相談したところ、わざわざ時間を作って現地に同行してもらいました。専門分野の知識だけでなく、原稿の書き方や読んでもらう工夫など、様々な面でしっかりサポートしてくれる学科だと思います。

「なりたいじぶん」はありますか?

宅建は取得できたので、次はファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定2級の勉強をしています。宅建もFPも就職活動でアドバンテージになりますが、勉強で得た知識を日常生活でも活かすことができるため、大学生のうちに取得したいと考えました。大学生は自由に時間を使える期間が長いため、FP2級に合格できたら、次は日商簿記検定の取得に向けて自分をスキルアップさせていきたいと考えています。

受験生・高校生に伝えたい明海大学の魅力は?

魅力はなんといっても指導の手厚さです。明海大学は教職員のサポートがかなり充実していると感じています。先生との距離も近く勉強面以外のことの悩みにも親身に相談に応じてくれます。新しい環境は不安なことや大変なことも多いと思いますが、明海大学ならリラックスして学生生活を送れると思います。

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